15日、19日の阪神大賞典(GII)へ向けての調整中に起きたアク
シデントで、同レースの登録を自重していた
アドマイヤフジ(牡4、栗東・橋田満厩舎)が、胸椎棘突起骨折を発症していたことが明らかになった。全治には6ヶ月を要する見込みで、春シーズンの出走は絶望的な情勢となった。
同馬は父アドマイヤベガ、母が97年ステイヤーズS(GII)で2着馬
アドマイヤラピス(その父Be My Guest)という血統。半兄に03年全日本2歳優駿(交流GI)を制した
アドマイヤホープ(牡5、栗東・橋田満厩舎、父フォーティナイナー)がいる。04年7月の2歳新馬(阪神・芝1600m)でデビュー勝ち。05年若葉S(OP)を制してクラシック路線に乗り、皐月賞(GI)5着、日本ダービー(GI)4着、菊花賞(GI)6着と堅実な走りを見せた。自己条件に戻った古都S(準OP)を勝ち、続く日経新春杯(GII)も制して重賞初制覇を成し遂げていた。通算成績12戦4勝(重賞1勝)。