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御神本訓史騎手、復帰初戦は6着 パドックでは深く頭を下げる姿も

2017年08月29日 06:00

復帰戦を終えた御神本訓史騎手(撮影:志賀浩子)

 あの男が南関東に戻ってきた。

 御神本訓史騎手(36)(大井・三坂盛雄厩舎所属)が28日、大井競馬12R・サマーメモリー賞(B2、1200m、16頭立て)で復帰初戦を迎えた。

 浦和競馬場で2015年2月に行われたレースで落馬したときの怪我がもとで戦列を離れ、その後自らの不祥事で騎手免許停止処分となり表舞台から姿を消すことになった御神本騎手。今年3月に騎手免許を再取得すると大きな話題となったが、調教中に左膝内側側副靭帯を負傷。レースでの騎乗はお預けとなっていた。

 待ちに待った、かつての大井のプリンスの実戦。パドックに愛馬ロイヤルキング(牡7、大井・三坂盛雄厩舎)とともに姿を現すと、ファンからは大きなどよめきが。「お帰り!」「がんばれよ!」と大きな声援が飛んだ。

 その声に励まされるように、渾身の手綱さばきを見せた御神本騎手。スタートからハナを奪おうと果敢に攻めたが激しい先行争いに巻き込まれ、道中は5〜6番手を追走。直線で脚を伸ばしたが届かず、6着でレースを終えた。

 約2年半ぶりの実戦を終え「緊張しました。のどがカラカラです」とホッとした表情を見せた御神本騎手。

「パドックでは“すみません”と“これから、よろしくお願いします”という意味を込めてヘルメットを脱いで頭をさげました。みなさん、本当に暖かく迎えてくれて」と感無量の様子。

 レースに関しては「スタートは良かったんですけど…。でも、一度乗って“レース感覚を取り戻すのに、それほど時間はかからなそうだ”と感じました。できるだけ早く、レースの雰囲気に飲まれず、自分の騎乗ができるようにしたい」とし、さらに「怪我の具合は問題ありません。この開催は自厩舎を中心に乗る予定です。他場は、ちゃんと乗っているという姿を見せることができてからと考えています」と当面のプランを語った。

 また、今週水曜日のアフター5スター賞(SIII、大井1200m)ではアピア(セ6、大井・藤田輝信厩舎)の鞍上を任された。久々のコンビ復活に「まさか声をかけてもらえるとは思わなかったので光栄です。いただいたチャンスを生かしたい」と静かに闘志を燃やしていた。新たなスタートを切った御神本騎手の今後に注目だ。

(取材・文:志賀浩子)

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