JRA4頭の叩き合いを制したアポロケンタッキー(撮影:武田明彦)
27日、船橋競馬場で行われた第64回日本テレビ盃(GII・3歳上・ダ1800m・1着賞金3200万円)は、3番手でレースを進めた内田博幸騎手騎乗の4番人気アポロケンタッキー(牡5、栗東・山内研二厩舎)が、直線に入って先行する2番人気モーニン(牡5、栗東・石坂正厩舎)と1番人気ケイティブレイブ(牡4、栗東・目野哲也厩舎)、4番手から追い上げる3番人気サウンドトゥルー(セ7、美浦・高木登厩舎)との叩き合いを制して優勝した。勝ちタイムは1分52秒9(稍重)。
2着はクビ差でサウンドトゥルー、3着はさらに3/4馬身差でケイティブレイブ、モーニンはそのさらに1/2馬身差の4着となった。なお、モーニンと5着のキャッスルクラウン(牡3、船橋・渋谷信博厩舎)とは3.4秒の大差がついた。
勝ったアポロケンタッキーは、父Langfuhr、母Dixiana Delight、その父Gone Westという血統。秋初戦を見事に制し、これからの大レースに向けて弾みをつけた。また、本馬はこの勝利で11月3日に大井競馬場で行われるJBCクラシックの優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆アポロケンタッキー(牡5)
騎手:内田博幸
厩舎:栗東・山内研二
父:Langfuhr
母:Dixiana Delight
母父:Gone West
馬主:アポロサラブレッドクラブ
生産者:Doug Branham
通算成績:22戦9勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2016年東京大賞典(GI)