5日、大井競馬場(曇 良)で行われたダート
グレード競走、第14回レディスプレリュード(JpnII・3歳上牝馬1800m)は、JRA5頭、地方他地区4頭、南関東から7頭の合わせて16頭が出走して行われ、道中4番手を進んだ人気の
クイーンマンボ(クリストフ・ルメール騎手)が、直線で先頭に立つとリードを広げ1分53秒1の時計で圧勝した。
レース序盤は、
サルサディオーネ(JRA)がハナに立ち、2番手に
ララベル(大井)、3番手に
マイティティー(JRA)、その後ろに
クイーンマンボ(JRA)、5番手の内に
アンジュデジール(JRA)、6番手の外に
ホワイトフーガ(JRA)が続き、向こう正面へ。そして、3コーナーから4コーナーにかけて、逃げる
サルサディオーネに
ララベルが並び掛け、4番手から仕掛けた
クイーンマンボが、外に馬体を併せ、
ホワイトフーガも後方からスパート。
最後の直線では、
クイーンマンボが圧倒的リードを広げ独走に持ち込み、8馬身離された2着争いは、
アンジュデジールとの競り合いを制したホワイフーガが2着を確保、ハナ差3着に
アンジュデジールが続いた。
勝った
クイーンマンボは、父マンハッタンカフェ、母スズカエルマンボ(その父シンボリクリスエス)の血統、JRA栗東・角居勝彦厩舎所属の3歳牝馬。通算成績は8戦4勝(地方4戦2勝)。
〈レース後の関係者のコメント〉
1着
クイーンマンボ(C.ルメール騎手)
「いいスタートを切って、4番手のちょうど良い位置でレースが出来ました。
リラックスして走っていましたし、直線でもいい瞬発力でした。楽に勝つことが出来ましたね。次の本番(JBCレディスクラシック)も楽しみです」
(角居勝彦調教師)
「やはりダートでしたね。状態も良かったですし、いい結果が出て良かったです。ここを使って、また良くなって来るでしょう。おそらく次はJBCレディスクラシックへ行くことになると思います」
2着
ホワイトフーガ(蛯名正義騎手)
「力は見せてくれました。右手前のままでしたが、それでここまで走れたのは地力でしょう。凄くいいリズムで走れていましたし、折り合いもつきました。使った上積みがあると思いますし、次が楽しみです」
3着
アンジュデジール(横山典弘騎手)
「休み明けでしたが、頑張ってくれました。精神的にもどっしりして、成長していましたね」
4着
ララベル(真島大輔騎手)
「スタートが決まりましたし、次も考えて前々で運ぶ競馬をしました。右トモが入ってきたらもっと良くなるでしょう。本番が楽しみです」
(取材:大関隼)