17年のマイルCSを制したペルシアンナイト(c)netkeiba
近10年のマイルCSの連対馬20頭の前走には、ある共通項がある。それは単勝オッズが10倍以内、かつ5着以内だったということである。
詳しく見ていこう。連対馬20頭の前走の単勝オッズは、19年2着の
ダノンプレミアムの9.5倍が最高。そして同じく着順は、17年1着&18年2着の
ペルシアンナイトの5着が最低だった。このことから、前走で上位人気に推されていなかった馬、あるいは掲示板を確保できなかった馬は、マイルCSでは「走っても3着まで」といえるのだ。
では、今年の登録馬を見てみよう。上のデータに該当していない有力馬は、今年のヴィクトリアマイル覇者の
アスコリピチェーノ(前走6着)、昨年の牝馬二冠を制した
チェルヴィニア(前走7着)の2頭だ。ともに実力十分とあって上位人気に推されるかもしれないが、データ的には3着まで。よろしければ馬券検討の一助としてご活用いただきたい。