緩急のつく流れをしっかりと動くことができたラッキーライラック(撮影:井内利彰)
新潟芝1600mの新馬戦を完勝した
ラッキーライラック(栗東・松永幹夫厩舎)。レース後はすぐにアルテミスS(10月28日・東京芝1600m)に照準を合わせて、スケジュールを調整。10月3日にノーザンFしがらきから帰厩して、レースの調教を進めている。
今朝18日はレースに向けた1週前追い切り。CWコースで
メイドインヘヴンを追走する内容だったが、遅めのペースにも折り合いを欠くことなく、しっかりと脚をためて追走。3コーナー、4コーナーでも少し遅いラップだったが、行きたがるようなところはない。
最後の直線は外から前を捕まえに行ったが、楽に追いついて最後は先着。鋭い伸びを見せて、時計は6F85.5〜5F68.9〜4F53.9〜3F39.9〜1F11.7秒。全体の数字は遅いが、緩急のつく流れをしっかりと動くことができたので、全く問題ない。キャリアの浅さや初めての東京競馬場など重賞初挑戦にあたって、乗り越えるべき壁はあるが、それを楽に超えることができそうなポテンシャルを感じる動きだった。
(取材・写真:井内利彰)