23日に門別競馬場で行われた2歳能力検査では、新種牡馬産駒が一同に介して話題となった。4頭立てで行われた第2レース(ダート800m)には、スクワートルスクワート(父Marquetry)産駒で、98年チューリップ賞(GIII)2着のロッチラヴウインクを母に持つチェンリー(牝2、村上正和厩舎)、ニホンピロニール(父サンデーサイレンス)産駒のテンダームード(牝2、恵多谷豊厩舎)、アドマイヤコジーン(父Cozzene)産駒のティーエヌクイーン(牝2、米川伸也厩舎)の3頭が顔を揃えた。
レースではダッシュ良く飛び出したチェンリーが、追い込んだティーエヌクイーンの追撃をクビ差振り切って53.4秒の時計で先頭ゴールインを果たした。出遅れたテンダームードは最後方に敗れた。この日は2歳馬21頭含む24頭が受検し、23頭が合格した。