富士Sには2014年の皐月賞馬、イスラボニータらが登場
10/21(土)は東京・京都・新潟の3場開催。20日正午の馬場発表では、東京は芝が重・ダートが不良、京都は芝が稍重・ダートが重、新潟は芝ダートともに良となっている。台風接近の影響で、東京と京都は21日午後からの降水確率が高いので注意したい。
■マイルCSの前哨戦、富士S
東京メインは芝1600mの重賞、富士S(GIII)。1着馬にマイルCS(GI)の優先出走権が与えられ、過去10年で2頭がここをステップに本番を制している。今年も2014年の皐月賞馬イスラボニータ、武豊騎手とのコンビに戻るエアスピネル、サマーマイル王者グランシルクなど好メンバーが揃った。
■アイビーSにタニノフランケル登場
東京9Rは2歳のオープン特別、アイビーS。注目は父フランケル、母ウオッカの超良血馬タニノフランケルだろう。新馬戦は2着に敗れたものの、2戦目の未勝利戦を完勝している。ここで2連勝を飾れるか。他には、重賞3勝を挙げたバウンスシャッセの半弟で、新馬戦を快勝したフラットレーなどが出走する。
■サトノダイヤモンドの半妹がデビュー
昨年の菊花賞(GI)・有馬記念(GI)を制したサトノダイヤモンドの半妹、マルケッサが東京4Rの新馬戦でデビュー。兄と同じC.ルメール騎手とのコンビで初陣を飾れるか。他にも、母ローズバドのローザフェリーチェや、エアグルーヴの孫オーフルテソーロなどが出走する。
■京都メインはダートのハンデ戦
京都11Rはダート1200mのハンデ戦、室町S(OP)。前走浦和のオーバルスプリント(GIII)を制したサイタスリーレッドや、NST賞(OP)を完勝したドラゴンゲートなどが出走する。
■注目馬出走の東京5R新馬戦
東京5Rの新馬戦にはオブセッションが出走。父がディープインパクト、母が米GI馬パーシステントリーという良血馬で、調教の動きから評価も高い。藤沢和雄厩舎&C.ルメール騎手の「黄金コンビ」に新たな期待馬誕生となるか。他には、フーラブライドの半弟メイケイゴールドなどが出走する。
■リスグラシューの半妹が京都でデビュー
今年の桜花賞(GI)・秋華賞(GI)で2着のリスグラシューの半妹、サトノコメットが京都4Rの新馬戦でデビュー。鞍上は川田将雅騎手で、馬名の意味は「冠名+彗星」。他には桜花賞2着馬アズマサンダースの娘、グリエルマなどが出走する。
■船橋の森泰斗騎手が参戦
先日、JBCスプリント(GI)でコパノリッキーに騎乗することが報じられた船橋の森泰斗騎手。本日は東京8Rのサイバーエレキングに騎乗するため、中央に参戦する。同馬含め、東京で6鞍の騎乗となっている。
■ムーヴザワールドが7か月ぶりに復帰
京都8Rの500万下にムーヴザワールドが出走。東京スポーツ杯2歳S(GIII)・共同通信杯(GIII)で3着と重賞で上位争いを演じていたが、今年3月のゆきやなぎ賞(500万下)で7着に敗れ、その後は休養に入っていた。復帰戦を飾れるか。
■田辺裕信騎手らが区切りの勝利まであとわずか
田辺裕信騎手はJRA通算700勝まであと2勝で、本日は東京で9鞍に騎乗。高倉稜騎手はJRA通算200勝まであと1勝で、京都で5鞍に騎乗。伊藤工真騎手はJRA通算100勝まであと1勝で、東京で1鞍に騎乗。
■盛岡では芝重賞OROターフスプリント
岩手・盛岡競馬場では16時10分(第11R)に芝1000mの重賞、OROターフスプリント(M2)が行われる。北海道移籍後では初となる芝レースに臨むサクラゴスペルや、移籍後に芝重賞で3戦2勝のコウセンなどが出走する。