コーフィールドCを人気薄ながら勝利したブームタイム(提供:Racing Photos TM)
21日、オーストラリアのコーフィールド競馬場で行われたコーフィールドC(GI・芝2400m)は、13番人気の伏兵、C.パリッシュ騎手騎乗のブームタイム(牡6、豪・D&Bヘイズ&T.デイバーニッグ厩舎)が優勝した。17頭立ての良馬場で、勝ち時計は2:27.66。
サーアイザックニュートンが離して逃げる展開の中、ブームタイムは好位を進み、直線ではインコースから抜け出し優勝。人馬ともにGI初勝利となった。2着はK.オハラ騎手騎乗のシングルゲイズ、3着はB.メルハム騎手騎乗のヨハネスフェルメール。ブームタイムから4着のロードファンダンゴまでの4頭は14日のレースからの連闘だった。
ブームタイムは父Flying Spur、母Bit of a Ride(母父Snippets)。1990年のジャパンCをベタールースンアップで制しているヘイズ師は、ブームタイムの今後として、次走・メルボルンCの後にはジャパンCを視野に入れていることを明かしている。