1日、阪神競馬場で行われた7R・3歳500万下(芝2500m)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気アペリティフ(牡3、栗東・坪憲章厩舎)が中団追走から、粘る9番人気セブンゴールデンを差し切り、3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分37秒5(良)。さらにクビ差の3着には3番人気のマナーハウスが入った。
勝ったアペリティフは、父エルコンドルパサー、母アイシーサイレンス(その父サンデーサイレンス)という血統。伯父に99年安田記念、マイルCS(共にGI)などを制したエアジハード(父サクラユタカオー)がいる。03年セレクトセールにおいて2500万円で落札されていた。同馬は2戦目で初勝利を挙げ、ラジオたんぱ杯2歳(GIII)では10番人気で4着と好走。前走の3歳500万下(芝2000m)では、アドマイヤメインから9馬身差の2着に敗れていた。通算成績7戦2勝。
阪神6R・3歳500万下(ダート1800m)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気ホーマンジュピター(牡3、栗東・安田隆行厩舎)が、道中は最後方に待機し、直線で2番人気メイショウシャフトを一気に差し切り3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分54秒2(良)。さらにクビ差の3着には4番人気ナイキアースワークが入った。
勝ったホーマンジュピターは、父サンデーサイレンス、母チアズエンジェル(その父Caerleon)という血統。03年のセレクトセールにて6000万円で落札されていた。05年8月にデビュー。6ヶ月ぶりの出走となった前走は、初のダート戦で未勝利を勝ち上がっていた。通算成績4戦2勝。
中山6R・3歳500万下(ダート1200m)は、柴田善臣騎手騎乗の4番人気セレスダイナミック(牡3、栗東・福永甲厩舎)が道中先団追走から直線で末脚を伸ばすと、5番人気リキアイカザンをゴール前で捕らえ、2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分12秒8(良)。さらにアタマ差の3着には3番人気テンザンモビールが入った。
勝ったセレスダイナミックは、父More Than Ready、母Jolly Ginny(その父Broad Brush)という血統の加国産馬。05年ファシグティプトン・コールダーセールにおいて10万ドルで落札されていた。05年11月にデビュー、3戦目で初勝利。前走の3歳500万下(ダート1200m)は8着に敗れていた。通算成績7戦2勝。