アルゼンチン共和国杯に前年2着のアルバートが出走(写真は17年ダイヤモンドS優勝時、撮影:下野雄規)
3日開催の3日目となる11/5(日)は東京・京都の2場開催。天候は2場とも晴れの予報で、引き続き良馬場での競馬となりそうだ。
■有力3歳馬参戦のアルゼンチン共和国杯
東京11Rはアルゼンチン共和国杯(GII)。ここ10年でアドマイヤジュピタ・スクリーンヒーロー・トーセンジョーダン・ゴールドアクターがこのレースで重賞初制覇を果たし、後にGI馬となった。今年はダービー2着馬スワーヴリチャードがここで復帰するほか、昨年の2着馬アルバート、3戦3勝のセダブリランテスなどが出走する。
■チャンピオンズCの前哨戦・みやこS
京都メインはみやこS(GIII)。1着馬にチャンピオンズCの優先出走権が与えられる。今年で8回目と歴史は浅いが、トランセンド・ローマンレジェンド・アポロケンタッキーが4歳時にこのレースを勝利し、その後GIを制している。今年はエピカリスとテイエムジンソクが人気の中心(前日発売で2.7倍と3.8倍)。
■注目馬多数の百日草特別
東京9Rは2歳500万の百日草特別。昨年は1・2着のアドマイヤミヤビとカデナが次走で重賞制覇を果たした。今年は兄に「2億円ホース」が2頭いるシルヴァンシャー、ダイワスカーレットの娘・ダイワメモリー、ショウナンマイティの半弟ゴーフォザサミットなどが出走する。
■良血馬ステラーインパクトがデビュー
東京6Rの新馬戦にはステラーインパクトが出走。姉に米GI馬スタービリング、母の姉にもGI馬が2頭いる良血馬で、昨年のセレクトセール1歳にて牝馬最高額となる13500万円で落札された。初陣を飾れるか。
■注目馬多数の東京5R新馬戦
タガノエルフが東京5Rの新馬戦(牝馬限定)でデビュー。タガノトネール・タガノエスプレッソといった重賞ウイナーの妹にあたる。他にも、ヴェルデグリーンの全妹マーレグリーンや、DMMドリームクラブのアイワナシーユーなどが出走する。
■スターリーステージ、初勝利なるか
京都2Rの未勝利戦にスターリーステージが出走する。全兄にGI・2勝を挙げたミッキーアイルがいる血統で、ここまで2戦して3・2着という成績。ここで初勝利を飾れるか。他にも、ゴルトキルシェ、シグナライズなど前走上位馬が揃った。
■グレートタイムが勝ち上がりを狙う
京都3Rの未勝利戦にはグレートタイムが出走。ダート重賞8勝の名牝ミラクルレジェンドの仔で、2016年のセレクトセール1歳にて1億5120万円で落札された。デビュー戦は2着に敗れたが、母が9勝を挙げた1800mの距離で初勝利なるか。