11日、京都競馬場で行われた京都ジャンプS(3歳上・JGIII・障害3170m)は、中団追走からポジションを上げていった植野貴也騎手騎乗の4番人気マイネルフィエスタ(牡7、栗東・中村均厩舎)が、直線の最終障害を越えて、大逃げを打った1番人気タマモプラネット(牡7、栗東・南井克巳厩舎)を捕らえ、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分34秒1(稍重)。
さらに5馬身差の3着に2番人気スズカプレスト(牡5、栗東・橋田満厩舎)が入った。なお、3番人気ステージジャンプ(牡7、美浦・岩戸孝樹厩舎)は9着に終わった。
また、5番人気ミヤジタイガ(牡7、栗東・岩元市三厩舎)は落馬のため競走を中止した。完走は10頭。
勝ったマイネルフィエスタは、父シンボリクリスエス、母フェリアード、その父ステートリードンという血統で、これが重賞初制覇。また、兄テイエムハリアーとの京都ジャンプS兄弟制覇も達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆マイネルフィエスタ(牡7)
騎手:植野貴也
厩舎:栗東・中村均
父:シンボリクリスエス
母:フェリアード
母父:ステートリードン
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産者:タニグチ牧場
通算成績:34戦4勝(重賞1勝)