好メンバーが揃ったマイルCSにはレッドファルクスなどが登場(撮影:下野雄規)
11/19(日)は東京・京都・福島の3場開催。天候は東京が晴れ時々曇り、京都が曇り、福島が晴れのち曇りとなっている。京都の馬場はどこまで回復してくるか。
■秋のマイル王決定戦・マイルCS
京都11Rは秋のマイル王決定戦、マイルCS(GI)。R.ムーア騎手とのコンビで悲願のGI制覇を目指すエアスピネル、2014年の皐月賞以来のGI・2勝目を狙うイスラボニータ、スプリンターズS(GI)を連覇したレッドファルクスなど好メンバーが揃った。
■ゴールドアクターの全妹がデビュー
東京5Rの新馬戦でゴールドアクターの全妹、ゴールドシスターがデビューする。浜中俊騎手とのコンビで初陣を飾ることができるか。他には2015年セレクトセール当歳で5400万円のミッキーポジションなどが出走。
■東京6Rの新馬戦にも注目馬が揃う
東京6Rでは、カレンチャンの半弟でロードカナロア産駒のオメガプランタンが初陣を迎える。鞍上は戸崎圭太騎手。他にも、ディーマジェスティの全妹で蛯名正義騎手が騎乗するラブセイナ、ノボリディアーナの半弟シュバルツリッターなどが出走する。
■白毛のシロニイが3勝目狙う
京都8Rの1000万下にシラユキヒメの仔、白毛のシロニイが登場。前走は1番人気に支持されるも6着に敗れたが、同舞台のここで巻き返しを狙う。鞍上は引き続き川田将雅騎手。
■エイシンヒカリの全妹エイシンティンクル、4勝目なるか
京都10Rの衣笠特別(牝馬限定1000万下)にエイシンヒカリの全妹、エイシンティンクルが登場。9か月の休み明けだった前走を快勝し、昇級戦に挑む。他にも、ラキシス・サトノアラジンの全妹フローレスマジック、スワーヴリチャードの全姉エマノン、タンタアレグリア半妹タンタグローリアなど良血馬が集結。
■C.ルメール騎手が連勝中の秋明菊賞
京都9Rは芝1400mの2歳500万特別、秋明菊賞。C.ルメール騎手は2015年アットザシーサイド、2016年アリンナとこのレースを連覇しており、今年も有力視されているFrankel産駒シグナライズに騎乗する。
■東京9R・赤松賞にレッドサクヤなどが出走
東京9Rは牝馬限定の2歳500万特別、赤松賞。エイジアンウインズの半妹レッドサクヤ、アユサンの全妹マウレア、新馬戦圧勝のノーブルアース、既に500万下で2着の実績があるミュージアムヒルなどが出走する。
■タッチングスピーチの全弟ムーヴザワールド、2勝目なるか
京都7Rの500万下にムーヴザワールドが出走。先日引退したタッチングスピーチの全弟で、休み明けの前走は5着だった。一叩きしたここで2勝目なるか。
■京都の特別戦で3連勝狙う“レッド”
昨日2勝を挙げた東京サラブレッドクラブの所属馬が、本日は8頭出走予定。特に京都の特別戦では、9Rにレッドシャーロット(M.デムーロ騎手)、10Rにレッドマジュール(C.ルメール騎手)、そして11R・マイルCSにはレッドファルクス(C.デムーロ騎手)と、外国人騎手とコンビを組む有力馬が顔を揃える。“レッド”の勝負服が淀を席巻するか。
■拮抗したダート上位メンバーに”芝重賞馬”が殴り込み
福島11R・福島民友C(ダート1700m)に、ニュージーランドT(GII)勝ち馬のダンツプリウスが参戦。ダート戦への出走は初となる。晩年のブライアンズタイム産駒はダートで良績を上げており、リッカルド、ブラゾンドゥリスなどの「ダートOP常連勢」を前にどのようなレースを見せるか注目だ。
■水沢ではダービーグランプリが開催
岩手・水沢競馬場では15時55分(第11R)にダービーグランプリ(M1、地方競馬全国交流)が行われる。岩手所属の身で北海道の2冠を制したベンテンコゾウ、岩手3冠のかかるキングジャガーや、西日本ダービーを制した高知のフリビオン、大井のクラキングスなどが出走する。