僚馬フロンティアと共に、朝日杯FSに出走予定のダノンプレミアム(撮影:井内利彰)
朝日杯フューチュリティステークス(12月17日・阪神芝1600m)に、サウジアラビアRCを勝ったダノンプレミアムと、新潟2歳Sを勝ったフロンティアの2頭を出走させる予定の中内田充正厩舎。今朝7日はその2頭がレースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWコースで3頭併せ。先頭がノーブルスピリット、次にフロンティア、最後方にダノンプレミアムという順。向正面はかなり遅いラップだったが、フロンティアもダノンプレミアムも折り合いを欠くようなところはなく、スムーズに追走していた。
ラップが上がり始めたのは、3コーナーを過ぎたあたりだったが、ここで後ろにいたダノンプレミアムが一気に前との差を詰めていった。
最後の直線で最内から一気に抜けたのが、ダノンプレミアム。その切れ味は瞬きしたら見逃しそうになるくらいのトップスピード。それもそのはず、時計は6F83.9〜5F67.9〜4F52.1〜3F37.7〜1F11.4秒でラスト1Fは素晴らしい数字。
真ん中だったフロンティアは置かれているように見えるくらいだったが、これは相手が動きすぎただけ。こちらの時計は6F85.3〜5F69.5〜4F53.5〜3F39.0〜1F11.9秒と終いの数字は悪くない。ただ動きの印象としては、やはり無傷の連勝馬がかなり上という感じだった。
(取材・写真:井内利彰)