ディープ産駒3連勝中の中日新聞杯、ベルカントの半妹デビューなど/本日の注目ポイント

2017年12月09日 06:00

中日新聞杯に出走するディープインパクト産駒のマウントロブソン(写真は2017年オクトーバーS優勝時、撮影:下野雄規)

 12/9(土)は中山・阪神・中京の3場開催。8日正午の馬場発表では3場ともに芝・ダート良、9日の天候は中山が晴れ、阪神が曇りのち晴れ、中京が晴れのち曇りとなっている。

■ディープ産駒3連勝中の中日新聞杯
 中京11Rは中日新聞杯(GIII)。金鯱賞(GII)と入れ替わる形で、今年から再び12月の開催となった。3月開催では2014〜16年とディープインパクト産駒が3連勝している。今年のディープ産駒はマウントロブソンとフェルメッツァ。

■阪神メイン・リゲルSにファンディーナなど登場
 阪神11Rは芝1600mのオープン特別、リゲルS。秋華賞(GI)13着からの巻き返しを期すファンディーナや、1年ぶりの勝利を狙うサトノアーサーといった注目の3歳馬が登場。また、グァンチャーレ、キョウヘイなど重賞ウイナーも出走する。

■中山メイン・師走Sも好メンバーが集結
 中山11Rはダート1800mのハンデ戦、師走S(OP)。前走でオープン初勝利の良血馬ディアデルレイ、JDD(GI)や武蔵野S(GIII)で2着の3歳馬サンライズソア、みやこS(GIII)で9番人気2着と激走したルールソヴァール、ユニコーンS(GIII)を勝ったサンライズノヴァなど好メンバーが揃った。

■ベルカントの半妹エヴァイエがデビュー
 阪神5Rの新馬戦でエヴァイエがデビューする。重賞5勝を挙げたベルカントの半妹で、馬名の意味は姉と同じ音楽用語。他には、ナックビーナスの半弟トワイライトタイムなどが出走する。

■阪神6Rではウェルカムゴールドに注目
 阪神6Rの新馬戦では、ウェルカムゴールドがデビュー。2009年のエルムS(GIII)を制したマチカネニホンバレの半弟という血統で、調教でも良い動きを見せている。岩田康誠騎手とのコンビで初陣を飾れるか。

■阪神9R・樅の木賞にサージュミノルなど
 阪神9Rはダートの2歳500万、樅の木賞。昨年1着のサンライズソアはその後もダート戦線で活躍。3着だったサンライズノヴァもユニコーンSを勝った。今年はレコード決着のもちの木賞(500万)で2着のサージュミノル、未勝利戦圧勝のディライトプロミスなどが出走する。

■藤田菜七子騎手は中京で7鞍に騎乗
 JRA女性騎手年間最多勝記録を更新した藤田菜七子騎手は、中京で7鞍に騎乗する。中でも注目は3Rのサイモンゼーレ。前2走でもコンビを組んで2・3着に入っており、上位人気が予想される。中京初勝利なるか。

■福永祐一騎手が41歳のバースデー
 本日、41歳の誕生日を迎えた福永祐一騎手は、阪神競馬場で10鞍に騎乗予定。メインのリゲルSでは、アーリントンC2着の実績を持つ3歳馬レッドアンシェルに騎乗する。自らの勝利でバースデーを祝えるか。

■川島信二騎手らが区切りの勝利まであとわずか
 川島信二騎手はJRA通算300勝まであと1勝で、本日は阪神で3鞍に騎乗。高倉稜騎手はJRA通算200勝まであと1勝で、阪神で5鞍に騎乗。松若風馬騎手はJRA通算200勝まであと2勝で、中京で5鞍に騎乗。伊藤工真騎手はJRA通算100勝まであと1勝で、中京で1鞍に騎乗。鮫島克駿騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、中京で3鞍に騎乗。

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