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2017年、微笑ましかったキタサンブラック、最高に可愛かったアドマイヤミヤビ/ねぇさんのトレセン密着

2017年12月30日 19:50

担当の島助手にじゃれつくアドマイヤミヤビ(撮影:花岡貴子)

 先日28日に中央競馬の全日程も終了、2017年も残すところあとわずかになりましたね。今年を振り返ろうと撮影した写真の数々を見返しながら、私なりにこの一年を振り返っていました。

 よく取材させていただいたのはやはりキタサンブラック。GI優勝後の一夜明けの取材で、清水師から与えられたニンジンパクパクと食べる姿はとても微笑ましい。どの馬にもあげているそうですが、特にやはり「ブラックには優先的に(笑)」あげているとお話されていたのが印象的でした。

 調教師になると全く馬には乗らない方もいらっしゃいますが、清水師は今でも調教によく乗っていらっしゃいます。厩舎の馬のすべてに一度は何らかのかたちで騎乗して背中を確かめるのが調教方針なのだそうです。当然、キタサンブラックにも騎乗されています。

 その乗り味については、「重量感がありますね。ドシッとしているというか。でも、お利口さんで引っかからないので乗り味自体は柔らかい。それでいて、調教中は余計なパワーは出さないタイプなんです。だから、故障のリスクも少ない」と評されていました。こういったこれまでに騎乗したときの自分の感覚と騎乗者たちのコメントを突き合わせながら、馬の状態を把握し、仕上げていくのが“清水流”なのです。

 キタサンブラックは引退しますが、清水厩舎はきっと来年以降も大きな仕事をするはず。またGIの一夜明け取材に行くのを楽しみにしています!

 そして、わたしの取材のモットーのひとつに“馬の可愛さをお知らせしたい”というのがあります。顔や姿もそうですし、その馬の中身の愛らしさを読者の皆さんに知っていただきたい。可愛いくせに強い!このギャップは競馬の大きな魅力のひとつだと思っています。

 2017年に取材した中で可愛かった馬といえば、アドマイヤミヤビが筆頭ですね。担当の島助手にかぶりついてみたり、カメラを向ければ舐めるどころか食べるんじゃないか?と思うほど人懐こい。そのくせ、競馬が近くなるとツンツンと気高い面もみせる。それでいて、強い!9月に左前浅屈腱炎で引退してしまいましたが、古馬として戦うミヤビの姿も見たかった…。

 そして、だいぶお姉さんになりましたがレッツゴードンキ。彼女はホント“女子”ですから(笑)。香港遠征時はスマートレイアー姉さんに懐いていた話が実に微笑ましかったです。この2頭、栗東の厩舎位置を考えると顔を合わせにくいのですが、その後はどうなるのでしょう…。このあたりは2018年のねぇさんのトレセン密着で続報をお伝えできればと思っております。

 最後に。netkeiba.comのコラムとしてスタートしたこのコーナーが、2017年秋からニュースとしてリニューアルし、無事年末を迎えることができました。2018年もこんな調子で馬券のヒントを隠し味にしながら、競馬の主役である馬たちの素顔をお伝えしていく所存です。2017年もご愛読ありがとうございました。皆さん、良いお年をお迎えください。

(取材・文:花岡貴子)

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