重賞2勝の実力馬
ローシャムパークは15着に終わった宝塚記念以来の実戦復帰となる。
 前走後は喉疾患DDSP(軟口蓋背方変位=なんこうがいはいほうへんい)の症状悪化に伴い、7月11日に社台ホースクリニックで手術。田中博師は「DDSPの症状は昨年の毎日王冠の頃から見られ、その後は浮き沈みがあった。米BCターフ、有馬記念の時は症状が軽かったが、再び悪化していた。手術が成功したのか、喉の症状は完全ではないが、かなり緩和された。それに操縦性も凄く良くなった」と現況を説明する。
 昨年の大阪杯2着、BCターフ2着のG1実績はここに入れば一枚上。同師は「1週前追い切りの動きは物足りない。うなるような荒々しさが見られない。もう少し気持ちが入ってくれば…」とさらなる良化を見込んだ上で、復帰戦Vを見据えている。