“日本最速の1頭”イッテツが豪州へ 短距離のビッグレースを視野に

2018年02月06日 13:34

豪州に移籍するイッテツ

 11月26日の京阪杯(GIII・芝1200m)の3着を最後に競走馬登録を抹消したイッテツ(牡6)がオーストラリアン・ブラッドストック社に購入され、豪州のダレン・ウィアー厩舎へ移籍することがわかった。現地メディア「デイリー・テレグラフ」などが報じた。

 同紙ではイッテツを“日本最速の1頭(one of the fastest horses in Japan)”と紹介し、今後のプランとして今秋のザ・ギャラクシー(3月24日・GI・ローズヒルガーデンズ・芝1100m)から、TJスミスS(4月7日・GI・ランドウィック・芝1200m・1着賞金=約1.2億円)に向かうとしている。来春10月に行われる芝の世界最高賞金額レースであるジ・エベレスト(ランドウィック・芝1200m・1着賞金=約5億円)も視野に入れているとのこと。

 昨年の第1回ジ・エベレストではイッテツ同様にオーストラリアン・ブラッドストック社に購入された元日本馬のブレイブスマッシュが3着となっている。

 イッテツは父Invincible Spirit、母Temple Street、その父Machiavellianという血統。日本での抹消時には美浦・斎藤誠厩舎に所属し、通算成績は26戦6勝、2017年UHB賞(OP・芝1200m)などの勝ち鞍がある。デイリー・テレグラフはUHB賞の勝ち時計1分07秒7を「豪州の多くのメジャーなスプリント戦を勝てるタイム」と評価している。

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