ダノンプレミアム、弥生賞1週前追い切り速報/栗東トレセンニュース

2018年02月22日 12:00

川田騎手が跨って弥生賞の1週前追い切りを行ったダノンプレミアム(写真奥、撮影:井内利彰)

 先週は2月16日の金曜日に弥生賞(3月4日・中山芝2000m)に向けた2週前追い切りを行ったダノンプレミアム(栗東・中内田充正厩舎)。今週は今朝22日の木曜日に1週前追い切り。先週とは違い、ゼンノタヂカラオとの併せ馬を行い、鞍上には川田将雅騎手が跨っていた。

 1回目のハローが終了した時間帯。開門直後のラッシュは終了していて、馬も閑散とした中での追い切りだったが、いつでも前を追い越してしまいそうなスピードを見せての追走。

 そんな中でも6F標識から5F標識の区間を16.0秒で走れたのは見事だったが、その後はさすがに頭を上げて行きたがる素振りを見せるところもあった。ここでのロスが最後の直線でどのような影響になるかと心配したが、それは杞憂に終わった。

 4コーナーからラップが速くなっていったが、当然のように射程圏で追走していき、最後の直線に向いて、ラスト1F標識手前で一気にエンジン点火。追い抜く時のスピードは一瞬、素晴らしい弾け方で相手を一気に突き放して、3馬身ほど先着してのゴールだった。

 時計は6F85.1〜5F69.1〜4F54.2〜3F38.8〜1F11.4秒。全体の数字は遅いが、終いはこの馬らしさを示す瞬発力。速い全体時計を出すことで仕上がるというタイプではないだけに、すでに中身も出来ていると判断してよい。あとはテンションが上がりすぎることなくレースを迎えることが重要になってきそうな気がする。

(取材・文:井内利彰)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。