4日、札幌競馬場で行われた春霞賞(3歳、ダート1000m、1着賞金100万円)は、山口竜一騎手騎乗の2番人気ピクシーストーン(牡3、北海道・清水日出男厩舎)が、道中2番手追走から直線抜け出し、逃げた9番人気ドリームドアバードに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分01秒5(良)。さらに1馬身差の3着には1番人気ビッグマウスが入った。
勝ったピクシーストーンは、父ダイナマイトダディ、母ダイナピクシー(その父ダイナガリバー)という血統。05年5月に北海道・中村光春厩舎からデビュー。4戦目で初勝利を挙げると、その後さらに2連勝。重賞初挑戦のサンライズC(旭川、ダート1600m)は10着に敗れたものの、前走アグネスタキオン賞は1番人気に応え快勝していた。中村光春調教師の引退に伴い、今回が現厩舎への移籍後初のレースだった。通算成績10戦5勝(重賞1勝)。