豪でG1初制覇を果たしたブレイブスマッシュ、2着にトーセンスターダム(奥)(提供:Racingfotos Ltd)
24日、オーストラリアのコーフィールド競馬場で行われたフューチュリティステークス(G1・芝1400m・1着賞金30万豪ドル)は、道中3番手からレースを進めたC.ウィリアムズ騎手騎乗のブレイブスマッシュ(牡5、豪・D.ウィアー厩舎)が最後の直線で馬群を割って抜け出し、中団から追い込んできた2着トーセンスターダム(牡7、B.アレン騎手、豪・D.ウィアー厩舎)に3/4馬身差をつけて優勝。日本から移籍した2頭が見事ワンツーフィニッシュを飾った。
トーセンスターダムからアタマ差の3着には、吉田勝己オーナーの共同所有馬で、ハナを切ったショウタイム(牡3、D.ダン騎手、豪・M.ウェイン&J.ホークス厩舎)が逃げ粘った。
ブレイブスマッシュは父トーセンファントム、母トーセンスマッシュ(その父トウカイテイオー)という血統。日本では美浦・小笠倫弘厩舎の管理馬で2015年のサウジアラビアロイヤルカップ優勝などの実績を残し、2017年に豪州の名門・D.ウィアー厩舎に移籍。そして移籍7戦目となった今回、異国の地で見事G1初制覇を果たした。