7日、盛岡競馬場で行われたシアンモア記念(ダート1600m、1着賞金700万円)は、村上忍騎手騎乗の3番人気エアウィード(牡6、岩手・鈴木七郎厩舎)が道中先団追走から直線入り口で先頭に立つと、追いすがる2番人気タイキシェンロンを1.1/4馬身差振り切り優勝した。勝ちタイムは1分39秒2(稍重)。さらに1馬身差の3着には1番人気インターセフォーが入った。
勝ったエアウィードは、父エアダブリン、母プラスターワールド(その父ミルジョージ)という血統。02年8月に岩手・小林義明厩舎からデビューし、2戦目で初勝利を挙げた。6戦1勝の成績で03年6月に鈴木七郎厩舎へ転厩。堅実な走りを重ね、05年9月の青藍賞で重賞初制覇。マイルCS南部杯(交流GI)7着の後、北上川大賞典で重賞2勝目を挙げた。前走のまんさく賞は5着に敗れており、通算成績は47戦15勝(重賞3勝)。