6日、フランスのシャンティイ競馬場でドバイWCデーの前哨戦、ダルシャーン賞(AW1900m、6頭立て)が行われ、昨年のブリーダーズCターフ(米GI・芝2400m)優勝馬のタリスマニック、昨年の凱旋門賞(仏GI・芝2400m)で2着のクロスオブスターズが出走した。
レースは2番手に付けたM.ギュイヨン騎手騎乗の2番人気タリスマニックが、逃げ馬を直線半ばで馬なりのまま捕らえ優勝。M.バルザローナ騎手騎乗の1番人気クロスオブスターズは外から追撃して1.3/4馬身差の2着。仏・A.ファーブル厩舎&ゴドルフィン陣営の有力2頭のワンツーとなった。勝ちタイムは1:55.95。
勝ったタリスマニックは父Medaglia d'Oro、母Magic Mission、その父Machiavellianという血統の5歳牡馬。昨年のブリーダーズCターフでGIを初制覇。今後はドバイワールドC(首GI・ダ2000m)へ向かう予定。
2着のクロスオブスターズは父Sea The Stars、母Strawberry Fledge、その父Kingmamboという血統の5歳牡馬。昨年の仏GI・ガネー賞を制しており、凱旋門賞ではエネイブルの2着となった。今後はドバイシーマクラシック(首GI・芝2410m)へ向かう予定。