7日、香・シャティン競馬場で行われたアジア・マイルチャレンジ第3戦、チャンピオンズマイル(香G1、芝1600m)は、B.プレブル騎手騎乗の5番人気ブリッシュラック Bullish Luck(セン7、香・A.クルーズ厩舎)が道中は中団からやや後方に控えると、直線大外から豪快に末脚を伸ばし、2番人気ダナコート Danacourtに1.1/2馬身差をつけて優勝。同レース連覇を達成した。勝ちタイムは1分33秒7(良)。さらに1馬身差の3着には3番人気ジョイフルウイナー Joyful Winnerが入り、逃げた1番人気サイレントウイットネス Silent Witnessは直線で失速し9着に敗れた。
勝ったブリッシュラックは、父ロイヤルアカデミーII、母Wild Vintage(その父Alysheba)という血統。叔母に98年マルセルブサック賞(仏G1)を制したジュベニア Juveniaがいる。04年香港ゴールドC(香G1)を勝って頭角を現し、香港C(香G1)でも2着に好走。昨年のチャンピオンズマイルでは、当時無傷の17連勝中だったサイレントウイットネスを破っている。その後は、05年安田記念(GI)4着、06年ドバイデューティフリー(首G1)5着など積極的に海外遠征を行っている。前走のクイーンエリザベスII世C(香G1)は5着だった。通算成績42戦10勝(G1・4勝)。