18日にシャティン競馬場で行われた香港ダービー(芝2000m)は、最後方でレースを進めたR.ムーア騎手騎乗のピンハイスター(セ4、香・J.サイズ調教師)が直線で外から各馬を一気に差し切り、優勝した。良馬場で勝ちタイムは2:01.18。2着シンガポールスリング、3着エグザルタント。
ピンハイスターは父Nom Du Jeu、母Vicky、その父Encosta de Lagoという血統。オーストラリアからの移籍馬で、今年に入ってから負け無しの4連勝で香港ダービーを制した。
香港ダービーは「香港4歳シリーズ」の第3戦目。同シリーズは香港クラシックマイル(芝1600m)・香港クラシックC(芝1800m)・香港ダービー(芝2000m)の3つの競走(格付けはリステッド)から成る4歳馬によるシリーズ。昨年はラッパードラゴンが初のシリーズ完全制覇を達成した。今年はそれぞれナッシングアイライクモア、シンガポールスリング、ピンハイスターと勝利を分け合う結果となった。