10日、大井競馬場で行われた羽田盃(3歳、南関東G1・ダート1800m、1着賞金4000万円)は、左海誠二騎手騎乗の5番人気サンキューウィン(セン3、船橋・岡林光浩厩舎)が好スタートから終始先頭をキープ。直線追いすがる1番人気グッドストーンとの叩き合いに競り勝ち、1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分53秒1(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には8番人気トキノシャンハイが入った。
勝ったサンキューウィンは、父スキャターザゴールド、母スカズカ(その父Sir Ivor)という血統。05年5月に北海道・田部和則厩舎からデビュー。2戦目で初勝利を挙げるも、その後は勝ち切れないレースが続いた。1月に船橋に転厩後2勝目を挙げ、JRA挑戦(3歳500万下-11着)を挟み前々走の爽風スプリント、前走のクラウンC(南関東G3)と2連勝で重賞初制覇を達成していた。通算成績13戦5勝(うちJRA2戦0勝、重賞2勝)。