検索メニュー

  • クラブ馬分析
  • 募集馬検索
  • 血統検索
  • 条件別検索

詳細検索

  • 性別
  • 馬齢
  • 生産者 指定なし
  • 馬主名 指定なし

生産者

クリア
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
S
T
U
V
W
Y
Z

馬主名

クリア
A
B
C
D
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
R
S
T
U
V
W
X
Y

人気どおりには決まらないレース、あの4歳馬に注目/大阪杯展望

2018年03月27日 06:00

大阪杯は4歳世代の上昇株に注目(撮影:下野雄規)

 GIとしては2回目の新設レースだが、この時期の古馬中距離の重要レースとして、競馬ファンにはおなじみの存在だ。毎年豪華メンバーが集結して、春競馬本番を思わせる賑わいを見せる。しかしながら、なかなかすんなりとは収まらないレースでもある。

 キズナエピファネイアの対決で注目された2014年は2着にトウカイパラダイスが食い込んだし、2015年は天皇賞馬スピルバーグ、皐月賞馬ロゴタイプが馬券圏外に沈み、一昨年も1番人気のラブリーデイが4着に敗退。GI昇格初年度の昨年も、2着には7番人気のステファノスが食い込んで、GIになっても波乱含みの傾向は相変わらずだった。

1.小回り実績を重視

 芝中距離の重要レースは直線が長いコースで行われることが多く、大阪杯は小回りのビッグレースとして例外的な存在だ。昨年の勝ち馬キタサンブラックは、それまでに中山で重賞を2勝していた小回り巧者だったし、一昨年の勝ち馬アンビシャスは福島のラジオNIKKEI賞の勝ち馬。2014年2着で波乱の主役になったトウカイパラダイスには函館の巴賞勝ちの実績があった。

2.GI実績は過信禁物

 昨年は前年のダービー馬マカヒキが4着に敗退、一昨年も前年に古馬GI・2勝のラブリーデイが4着。2015年も前年天皇賞(秋)を勝ってジャパンカップ3着のスピルバーグが4着に敗れた。定量戦になったことで、今後この傾向に変化が生じる可能性もあるが、過去のGI実績馬の扱いには慎重になりたい。

3.機動力の差でハーツクライ産駒苦戦

 阪神内回りでは3-4コーナーの中間地点からレースが動き出すことが多く、器用に加速していける機動力が要求される。勝率ベースでこのコースの3強種牡馬は(過去3年)、ディープインパクト(15.4%)、キングカメハメハ(13.5%)、ステイゴールド(13.2%)で、器用な脚に欠けることの多いハーツクライ産駒は一歩劣る(8.9%)。


 4歳世代の上昇株ミッキースワローに注目したい。デビューが遅いこともあって3歳時は無冠に終わったが、セントライト記念では皐月賞馬アルアインを降している。前走のAJCCは先行すると思われたゴールドアクターが動けず、途中から自ら追い上げていく苦しい形。2着を確保したのは地力強化の証と考える。中山・福島で3勝を挙げているように、直線が短いコースでこそキレ味が活きる馬。GIではここがベストの舞台だろう。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。