エネイブルの今年初戦は5月以降 タタソールズGC、コロネーションCが有力

2018年03月28日 18:00

凱旋門賞を制し欧州年度代表馬となったエネイブル(撮影:高橋正和)

 2017年、ヨーロッパにおける年度代表表彰であるカルティエ賞で年度代表馬に輝いたエネイブル(牝4、英・J.ゴスデン厩舎)の今年の始動戦として、5月27日にアイルランド・カラ競馬場で行われるタタソールズゴールドC(G1・芝2100m)か、6月1日にエプソム競馬場で行われるコロネーションC(G1・芝2400m)が有力候補となっている。現地メディアが報じている。

 エネイブルは父Nathaniel、母Concentric、その父Sadler's Wellsという血統の4歳牝馬。主戦騎手はL.デットーリ騎手。英オークス、愛オークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、ヨークシャーオークス、そして日本馬サトノダイヤモンド・サトノノブレスも参戦した凱旋門賞とGIを5連勝し、2017年は7戦6勝の成績だった。「3歳馬による凱旋門賞とキングジョージの同一年勝利」はミルリーフ(1971年)・ダンシングブレーヴ(1986年)・ラムタラ(1995年)に続く大記録で、牝馬としてはエネイブルが史上初となった。

 また、僚馬で昨年の最優秀3歳牡馬のクラックスマンは、4月29日にパリロンシャン競馬場で行われるガネー賞(G1・芝2100m)で始動する。

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