5月21日第3回東京2日目9R 日吉特別(4歳上1000万下、ダート1600m)
久々の前走は、直前の追い切りで遅れていたように、いくらか余裕残しの仕上げ。500kgを超える大型馬だけに、ひと叩きの効果はかなり大きい。1週前の追い切りは、3歳のシルクプレシャス(デビュー戦快勝の1勝馬)を相手に5Fから。終始1馬身程度先行する形から、追ったところなく1馬身先着(68.5-53.3-39.5秒)。この馬本来の気迫と力強さが戻って、馬場の大外をグイグイ伸びていた。もともとが期待の大きかった馬で、ダートの適距離(1600〜1800m)なら上のクラスに入っても互角以上に戦える力量の持ち主。たまに出負けするポカは残るが、スタートを決めて前半流れに乗れるようなら好勝負必至。1分37秒台の速い決着になっても、難なく対応できるセンスとパワー、そしてスピード能力がある。