20日、中京競馬場で行われた10R・昇竜S(3歳OP、ダート1700m)は、池添謙一騎手騎乗の6番人気バンブーエール(牡3、栗東・安達昭夫厩舎)が、2番手追走から直線入り口で先頭に並びかけると、3角付近から徐々に進出した4番人気フィールドオアシスに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分44秒5(稍重)。さらにクビ差の3着には5番人気ヒシハイグレードが入った。1番人気に支持されたユーワハリケーンはさらに2馬身差の4着だった。
勝ったバンブーエールは、父アフリート、母レインボーウッド(その父Rainbow Quest)という血統。伯父にデルマーフューチュリティ(米G1)などを制し種牡馬入りしたサラトガシックス Saratoga Sixがいる。昨年7月にデビュー。3戦目の2歳未勝利(小倉、ダート1000m)で初勝利を挙げ、約8か月の休養を挟み4月の3歳500万下(阪神、ダート1200m)で2連勝を飾った。前走の端午S(3歳OP、ダート1800m)は7着に敗れていた。通算成績6戦3勝。