12日、京都競馬場で行われた京都ハイジャンプ(4歳上・JGII・障3930m)は、好位で各障害をクリアしていった林満明騎手騎乗の2番人気アスターサムソン(セ5、栗東・中竹和也厩舎)が、レース後半でハナを奪って、最後の直線では後続を突き放し、2着の1番人気ルペールノエル(牡8、栗東・藤原英昭厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分33秒8(良)。
さらにハナ差の3着に4番人気テイエムオペラドン(牡9、栗東・浜田多実雄厩舎)が入った。なお、3番人気マイネルフィエスタ(牡8、栗東・中村均厩舎)は4着に終わった。
勝ったアスターサムソンは、父メイショウサムソン、母アドマイヤマダム、その父サンデーサイレンスという血統で、これが重賞初制覇。障害2000回騎乗を機にした引退を表明している林満明騎手は、1996回目の騎乗で新たに勲章を手にした。