中山グランドジャンプ3連覇のカラジが地元豪州で殿堂入り 日本のファンにも人気の名ジャンパー

2018年05月18日 19:40

B.スコット騎手とのコンビで中山グランドジャンプを3連覇したカラジ(撮影:下野雄規)

 中山グランドジャンプ(中山・JGI・芝4250m)を2005年〜07年と3連覇したカラジが地元オーストラリアの競馬殿堂入りを果たした。

 カラジは豪・E.マスグローヴ厩舎から3年連続、ペガサスジャンプS(OP)からのステップで中山グランドジャンプに参戦。いずれも直線入り口では先頭に立ち、B.スコット騎手の風車ムチに応え日本勢を退けた。

 2008年も4連覇を狙い来日していたが、ペガサスジャンプSへ向けての調整中に右前浅屈腱炎を発症、そのまま引退となった。引退決定後には中山競馬場でJRAがファンからのメッセージを募集し、関係者に渡されるなど日本のファンからも人気のある馬だった。

 カラジは1995年2月20日、アイルランド生まれ。父Kahyasi、母Karamita、その父Shantungという血統。通算成績は97戦16勝。平地でも2001年のメルボルンC(豪G1)で4着などの実績がある。

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