追うたびに良化しているレッドファルクス(撮影:佐々木祥恵)
昨年の当レースで勝ち馬の
サトノアラジンから0秒1差の3着と、マイルにも適性を見せた
レッドファルクス(牡7・美浦・尾関知人)。前走の高松宮記念(GI)は、後方からの競馬で苦しい展開となり、直線でも行き場を失う形となって8着と敗れた。
レース後は放牧を挟み、このレースを目標に調整されてきている。23日(水)には、今回コンビを組む田辺裕信騎手が騎乗して、ウッドチップコースで1週前追い切りが行われた。
ステイパーシスト(1600万下)を5馬身ほど追走して約2馬身先着という内容だった。追い切り後の尾関調教師のコメント。
「今週は田辺騎手に感触を確かめてもらいました。長めからしっかりとやっています。週末速い時計が出ていましたので、あまりやるつもりはなかったのですが、誘導馬が速かったので今回も時計が出ましたね。先週は手前を替えませんでしたが、今回は替えていましたし、反応も良くて最後も楽でした。追うたびに良化してきています」
(取材・文:佐々木祥恵)