モズアスコットが連闘でGI制覇! スワーヴリチャードは2階級制覇ならず3着/安田記念

2018年06月03日 15:45

C.ルメール騎手騎乗の9番人気モズアスコットが勝利(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

 3日、東京競馬場で行われた安田記念(3歳上・GI・芝1600m)は、中団でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の9番人気モズアスコット(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が、直線で馬群の間から脚を伸ばして、好位追走から一旦は抜け出した5番人気アエロリット(牝4、美浦・菊沢隆徳厩舎)を捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分31秒3(良)。

 さらに3/4馬身差の3着に1番人気スワーヴリチャード(牡4、栗東・庄野靖志厩舎)が入った。なお、3番人気サングレーザー(牡4、栗東・浅見秀一厩舎)は5着、2番人気ペルシアンナイト(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)は6着に終わった。

 勝ったモズアスコットは、父Frankel、母India、その父Hennessyという血統。安田記念の登録時点では除外対象だったため、1週前の安土城S(OP)に出走。結果2着に敗れ賞金を加算できなかったが、回避馬が出たため連闘で参戦し、見事栄冠を掴んだ。

 連闘での安田記念制覇は、1989年にシルクロードS(当時は芝1600mのOP特別)3着から勝ったバンブーメモリー以来、29年ぶり。1989年は平成元年なので、平成最初の年と最後の年に連闘馬が優勝したことになる。

【C.ルメール騎手のコメント】
 残り200mから激しい争いになりましたが、今日はモズアスコットが一番強かったと思います。先週使いましたが、今日も頑張ってくれました。フランケルの子ですから、少しテンションが高いところがありますが、経験を積んで段々と大人しくなってくれています。GIを勝てて嬉しいです。

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