コスモバルクが無事帰国することが決まった後の、同馬を管理する田部和則調教師、五十嵐冬樹騎手、高橋はるみ北海道知事のコメントは以下の通り。
【田部和則調教師】
今日の日が早く来てほしかった。とても長く感じました。9時頃にビッグレッドファームから検査結果については聞くことができましたが、第一の感想はとにかく長かったということです。明日、帰国して京都で着地検査を行い、宝塚記念に向かうことになりますが、海外G1制覇の結果に恥じないようなレースをしたいと思います。この長いシンガポールでの滞在がレースに影響を与えなければよいが、と心配はしています。ファンの皆様にはたいへんご心配をおかけしましたが、宝塚記念では良い結果が出せるよう頑張ります。
【五十嵐冬樹騎手】
陽性と聞いたときは、無事に帰国してくれることを願っていました。日が経つにつれ、陰性の可能性が強くなってきてからは、一日も早く帰ってきてほしいと思うようになりました。宝塚記念出走に関しては、ディープインパクトは日本のアイドルですから、その彼に恥じないような勝負を出来ればと思います。バルクのファンの皆様には、陽性の疑いの報道があって以来、励ましの声をたくさんいただきました。今日のこのようなインタビューを受けることができ、ファンの皆様に報告ができて良かったです。
【高橋はるみ北海道知事】
シンガポールのコスモバルク関係者からの情報によりますと、今回の検査の結果問題がないとお聞きし、ホッとしているところであり、無事な帰国を待ち望んでいるファンとともに、心から喜びたい。一日も早くその元気な姿を見られることを、また、引き続き大きなレースを控えており、その大舞台で活躍することを願っています。