土曜の東京5Rでデビューするフェルシュテルケン(撮影:佐々木祥恵)
今週の東京は、土日で1鞍ずつ新馬戦が組まれている。美浦から出走する注目馬3頭について、関係者に話を聞いた。
■6月9日(土)東京5R 芝1400m
・フェルシュテルケン(牡2・美浦・手塚貴久、父ダノンシャンティ、母レインボークォーツ、母父Mr.Greeley)
手塚調教師
「今週(6/6)の追い切りは劣勢でしたが、併せた相手がオープンのシベリアンスパーブだったのと外を通った分もありますね。劣勢は問題ないですし、動きも良かったです。口向きに難しいところがありましたが、調教を重ねるごとにその点も良化しています。できれば良馬場でやりたいですね」
■6月10日(日)東京5R 芝1800m
・イフユーワナ(牡2・美浦・田村康仁、父アドマイヤムーン、母ブロードチョイス、母父A.P.Indy)
田村調教師
「入厩して2か月、ゲート試験合格後も在厩で調整してきました。瞬発力タイプではないですが、ストライドが大きくて長く良い脚を使う馬です。攻め馬の時計も水準くらい出ていますし、動ける態勢は整っています」
・シークレットラン(牡2・美浦・田村康仁、父ダンカーク、母カールファターレ、母父キングカメハメハ)
田村調教師
「4月に牧場から入厩してゲート試験に合格後も、在厩でじっくり乗り込んできました。瞬発力というよりバテずにしっかり最後まで伸びるタイプです。いずれはダートも良さそうな感じもしますが、素質的に新馬なら芝でも期待が高いですね」
(取材・文:佐々木祥恵)