2016年の函館記念2着馬ケイティープライドが予後不良に(写真は2017年函館記念出走時、撮影:武田明彦)
2016年の函館記念2着馬ケイティープライド(牡8、栗東・角田晃一厩舎)が、9日の東京4R・障害未勝利戦で競走を中止し、予後不良となったことがわかった。
レースでは2番手から進み、3コーナー付近から前に並びかけたが、最後の直線に向いたところで異状が発生し、競走を中止。検査の結果、右第1指関節脱臼と診断された。なお、鞍上の平沢健治騎手に異状はなかった。
ケイティープライドは父ディープインパクト、母ケイティーズギフト、その父フレンチデピュティ。いとこにGI・3勝馬アドマイヤムーンがいる血統。
オープン勝ちはないが、2016年の函館記念で13番人気2着、同年のチャレンジCで11番人気3着と、重賞でも好走歴がある。2走前から障害入りし、結果は2走とも1番人気4着。今回も1番人気に推されていた。通算成績は44戦5勝。獲得賞金は1億3999万4000円。
なお、半弟のダディーズマインド(牡2、美浦・青木孝文厩舎、父トーセンホマレボシ)が明日の東京5R・2歳新馬戦でデビューを予定している。