春のメルボルンはアンビシャスにとって好条件(提供:Racing Victoria)
9日(土)にドゥームベン競馬場で行われたG2ブリスベンカップ(2200m、賞金30万豪ドル)に出走し、4着に敗れたアンビシャス(アンソニー・フリードマン厩舎)は、メルボルンのスプリング・カーニヴァルを舞台とするG1コーフィールドカップ(2400m、賞金500万豪ドル)を春の大目標とすることが陣営から発表された。
フリードマン調教師によると、春のメルボルンは天候も良く、コーフィールドカップが行われる時期は馬場状態も良馬場になることが多く、アンビシャスにとっては好条件だという。
「アンビシャスは一度前哨戦を使ってからコーフィールドカップへ向かう予定です。オーストラリアはこれからオフシーズンに入りますが、アンビシャスは長期の休養はせずに、短期放牧中もウォーキングマシーンなど軽い運動を行いながら、春のシーズンへ向けて調整を進めていきます」
豪州移籍後まだ白星を挙げていないアンビシャスだが、これまでに、賞金150万豪ドルのG1タンクレッドステークス(3月31日、ローズヒル競馬場、2400m)で2016年メルボルンカップ勝ち馬アルマンディンの2着、さらに5月19日にドゥームベン競馬場で行われたG1ドゥームベンカップ(2000m、賞金65万豪ドル)で3着となっており、春のシーズンで活躍が期待される。(記事提供:Racing Victoria)