27日、中京7R・4歳上500万下(芝2000m)で福永祐一騎手騎乗の
ユニバーサル(牝5、栗東・加藤敬二厩舎)が優勝。同馬の父ブライアンズタイムはJRA通算1100勝(歴代7位)を達成した。
ブライアンズタイム(1985年生)は父Roberto、母Kelley's Day(その父Graustark)という血統。88年フロリダダービー、
ペガサスH(共に米G1)を制すなど、21戦5勝の成績を収めて種牡馬入り。93年に輸入され、初年度から三冠馬ナリタブライアンを輩出。その後も、サニーブライアン(97年)、タニノギムレット(02年)と計3頭のダービー馬が誕生している。この他にも
チョウカイキャロル(94年オークス)、マヤノトップガン(95年菊花賞、有馬記念、96年宝塚記念、97年天皇賞・春)、シルクジャスティス(97年、有馬記念)、
ファレノプシス(98年桜花賞、秋華賞、00年エリザベス女王杯)など、多数のGI馬を世に送り出している。JRA重賞は、5月27日現在で通算67勝(GI・22勝)を挙げている。