プロキオンSでダート重賞初挑戦となるルグランフリソン(撮影:井内利彰)
オアシスSで
サンライズノヴァをクビ差負かしてオープン勝ちを決めた
ルグランフリソン(栗東・中竹和也厩舎)。次走はファルコンS以来の重賞挑戦となるプロキオンS(7月8日・中京ダート1400m)を予定。今朝27日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
ダート馬場のEコースを僚馬と一緒にキャンターした後、坂路馬場へ移動。追い切りは
アイラブハーを1馬身ちょっと前に見るような形だったが、馬体は離れており、併せ馬という感じではなく、変則の単走。
前半をゆっくり入って、後半をしっかり伸ばす形だったので、時計は4F55.0〜3F39.2〜2F25.2〜1F12.4秒と全体は遅い。しかし後半は速く、ゴールを過ぎたところでは前方にいた
アイラブハーを楽々と追い抜いていた。
スタート地点が芝で左回りのダート1400m。条件としては申し分ないだけに、あとは重賞の強力メンバーでどのくらい通用するかといったところだろう。
(取材・文:井内利彰)