凱旋門賞に向け英気を養うクリンチャー(撮影:花岡貴子)
凱旋門賞(10月7日、GI、芝2400m、フランス・ロンシャン競馬場)を目指すクリンチャーの帯同馬が同じ宮本厩舎のゲネラルプローベに決まったことが明らかになった。
ゲネラルプローベは平地500万下、障害未勝利の6歳牡馬。前走は障害未勝利で1番人気に支持されながらも3着に敗退している。
「障害未勝利をなかなか勝ちきれませんが、日本にいるあいだになんとかしたいですね。フランスでもレースに出走させることになりますが、帯同馬としての仕事がメインです」(宮本師)
クリンチャーは現在、鳥取県の大山ヒルズに滞在中。8月上旬ごろ栗東トレセンに戻り、出国検疫を経て8月23日に渡仏する予定。フランスでの滞在先は2013年にキズナが滞在したパスカル・バリー厩舎。手綱は前哨戦のフォワ賞(9月16日、GII、芝2400m、フランス・ロンシャン競馬場)、本番の凱旋門賞ともに武豊騎手が取る予定だ。
(取材・文:花岡貴子)