6日、札幌競馬場で行われた、ダービーWeek第2戦・札幌ダービー北斗盃(3歳、ダート1700m、1着賞金200万円)は、山口竜一騎手騎乗の3番人気フジノダイヒット(牡3、北海道・角川秀樹厩舎)が好位追走から直線抜け出すと、同じく好位から追い上げた4番人気モエレスリーストンに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分49秒3(良)。さらに2馬身差の3着には7番人気オフィシャルが入り、1番人気に推されたギルガメッシュは7着に敗れた。

　勝ったフジノダイヒットは、父バトルイニシャチブ、母ワカゾノワイス(その父ターゴワイス)という血統。05年5月にデビューし、2戦目で初勝利。その後はオープン戦で善戦を続け、中央のクローバー賞(OP-8着)にも挑戦。10月の新冠レ・コード館特別で2勝目を挙げると、続くグラスワンダー賞(2歳OP)も制して2連勝を飾った。しかし今年に入ってからの2戦はともに1番人気に支持されるも、それぞれ6、3着に敗れていた。通算成績12戦4勝(重賞1勝)。