マンハッタンH、カシークがG1初制覇

2006年06月11日 08:58

 現地時間10日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたマンハッタンH(3歳上、米G1・芝10f)は、E.プラード騎手騎乗の1番人気カシーク Cacique(牡5、米・R.フランケル厩舎)が先手を奪うと、直線に入ってもしぶとく粘り、後方から追い込んだ4番人気リラックスドジェスチャー Relaxed Gestureをアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分04秒10(稍重)。さらにクビ差の3着には3番人気グレイスワロー Grey Swallowが入った。

 勝ったカシークは、父デインヒル、母Hasili(その父Kahyasi)という血統の愛国産馬。全姉に02年ジャックルマロワ賞(仏G1)などG1・3勝のバンクスヒル Banks Hill、05年BCフィリー&メアターフ(米G1)などG1・2勝のインターコンチネンタル Intercontinental、半姉に03年メイトリアークS(米G1)などG1・2勝のヒートヘイズ Heat Haze(父Green Dancer)などがいる。04年4月に仏・A.ファーブル厩舎からデビュー。2連勝を飾り、G1初挑戦のジャンプラ賞、続くパリ大賞典(共に仏G1)を2着に好走。5戦目のダフニ賞(仏G3)で重賞初制覇を果たした。その後も重賞を2勝した後、米・R.フランケル厩舎に転厩。移籍初戦のフランクE.キルローマイルH(米G1)は4着、前走のターフクラシックS(米G1)は2着に惜敗していた。通算成績14戦6勝(重賞4勝)。

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