時計を詰める予感を感じさせるミヤジシルフィード(写真左、撮影:井内利彰)
小倉芝1200mで新馬勝ちしたロードカナロア産駒のミヤジシルフィード(栗東・川村禎彦厩舎)。前走後は栗東へ戻って在厩調整しているが、今朝16日は次走予定の小倉2歳S(9月2日・小倉芝1200m)に向けた2週前追い切りを行っている。
1回目のハローが終了したCWコースでカモンスプリング、ブルベアオーロとの3頭併せ。向正面の6F標識地点では先頭に立って、後続を先導。4コーナー手前で後ろ2頭が前に追いついてきて、最後の直線は真ん中に入って3頭の追い比べとなった。
しかし手応えが圧倒的に楽。追う2頭に対して、楽に前へ出て、最後まで先頭を譲らなかった。時計は6F85.4〜5F68.8〜4F53.8〜3F39.2〜1F11.9秒と全体は遅いが、終いはきっちり速い数字でまとめてきた。
デビュー前の追い切りよりも動きに余裕が出ており、レースを使ったことによる上積みも大きい。デビュー戦でマークした1分9秒2という時計も確実に詰めることができそうな状態になっている。
(取材・文:井内利彰)