スティルネスなど、新潟2歳S1週前厩舎情報/美浦トレセンニュース

2018年08月16日 14:50

仕上げすぎず、順調に追い切ったスティルネス(撮影:佐々木祥恵)

 8月26日(日)に新潟競馬場で行われる新潟2歳S(GIII・芝1600m)。2015年のこのレースの覇者ロードクエストの半妹・スティルネスをはじめ、美浦から出走する注目馬の1週前追い切りが行われた。各馬について関係者のコメント。

 8月15日(水)追い切り

アンブロークン(牡2・美浦・手塚貴久)について、平塚調教助手。
「折り合いに心配のある馬なので、やりすぎない程度の追い切りでしたが、順調にきています。息も良かったですし、来週もう1回やれば仕上がるでしょう。折り合いに課題がある馬なので、新馬戦より1ハロン短縮は良いと思います。今週の追い切りのように我慢がきいて終いを生かせればと思います」

 8月16日(木)追い切り

スティルネス(牝2・美浦・小島茂之)について、小島調教師。
「新馬戦では正直あれほど上手にレースをしてくれるとは思いませんでしたが、兄のロードクエストも含めてウチの厩舎に来たこの系統は皆デビューから2戦目までに勝っていて、センスが良いですね。

 1週前なので今日は皇成(三浦騎手)に乗ってもらって追い切りました。順調ですね。2歳馬は仕上げ過ぎない方が良いですし、人間の気が入り過ぎると失敗しますので、現時点ではこのままの感じで良いと思います。この後は馬の様子を見て微調整していく予定です」

ジョディー(牝2・美浦・戸田博文)について、戸田調教師。
「6月の新馬戦に勝った後は放牧に出しました。牧場でもしっかり乗ってもらって、ここを目標に戻しました。1週前なので強めにやりましたが、予定より速くなって終いは時計がかかりましたが、しっかり動けていました。息は荒かったですが、息の入りは良かったので心配はないでしょう。

 新馬戦は自分のペースで逃げられて無理せず馬に負担をかけずに勝てましたし、放牧に出して成長を促せたのは良かったですね。初戦は流れが遅くて少し仕掛けたらハナに立ったので逃げる形になりましたが、競馬が上手な馬ですし、逃げにこだわらなくても大丈夫でしょう。このレースで賞金加算をして、先々に繋げられればいいですね」

エンパイアシュアー(牡2・美浦・和田雄二)について、丸田騎手。
「落ち着きもあって、ずいぶん乗りやすくなりました。今回は未勝利で勝った1200mから1600mに距離が延びますので道中のコントロールが課題の1つになりますが、トビが大きい馬なので1200mの馬という感じでもありません。前半うまく走らせて終いどこまで伸びてくるかといったところでしょう」

(取材・文:佐々木祥恵)

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