11日、東京競馬場で行われたエーデルワイスS(3歳1000万下、芝1600m)は、藤岡佑介騎手騎乗の9番人気ホウショウルビー(牝3、栗東・領家政蔵厩舎)が道中中団追走から直線抜け出し、後方から追い込んだ5番人気ラッセルバローズを1/2馬身抑えて優勝した。勝ちタイムは1分37秒1(重)。さらにハナ差の3着には2番人気アサクサゼットキが入り、圧倒的1番人気(単勝190円)に推されたマチカネゲンジは9着に敗れた。

　勝ったホウショウルビーは、父デザートキング、母ゲイリーフィールド(その父Crafty Prospector)という血統の米国産馬。05年12月のデビュー戦、年明け初戦の3歳500万下とダートで2連勝し、続くマーガレットS(OP)で芝に出走するも5着。前走のフローラS(GII)も12着に敗れており、今回が芝レース初勝利となった。通算成績5戦3勝。