連勝を続けるウィンクス(写真は2017年コックスプレート優勝時、提供:Racing Photos TM)
4月14日にランドウィック競馬場で行われたクイーンエリザベスS(G1・芝2000m)で25連勝を達成し、その後休養に入っていたオーストラリアの名牝ウィンクス(牝7、豪・C.ウォーラー厩舎)が、18日にランドウィック競馬場で行われるウィンクスS(G1・芝1400m・11頭)で復帰する。
ウィンクスSは同馬を讃え、G2のワーウィックSが今年からG1に昇格しレース名が変更されたもの。また、ウィンクスはそのワーウィックSを一昨年・昨年と連覇している。
圧倒的人気のウィンクスに続くのが、今年のランドウィックギニー(G1・芝1600m)などを勝利しているケメンタリ(牡4、豪・J.カミングス厩舎)、ウィンクスの僚馬で今年のローズヒルギニー(G1・芝2000m)を制したダルジェント(牡4、豪・C.ウォーラー厩舎)など。ウォーラー師はウィンクス含め5頭を出走させる。
ウィンクスは父ストリートクライ、母Vegas Showgirl、その父Al Akbarという血統。前々走のジョージライダーS(G1・芝1500m)の勝利でアメリカのジョンヘンリーを抜き、歴代単独最多の平地G1勝利記録(17勝)を樹立し、前走のクイーンエリザベスSの勝利で豪州の無敗の名牝ブラックキャビアが持つ25連勝と並んだ。この春は10月27日にムーニーヴァレー競馬場で行われるコックスプレート(G1・芝2040m)の4連覇を最大目標とする。