WASJ第1戦を勝利したアイファープリティと武豊(左から3人目)。左から4人目は鮫島調教師
「
ワールドオールスタージョッキーズ」(25日、札幌)
貫禄を示した。第1戦を6番人気の
アイファープリティで勝利した武豊が、38ポイントを獲得して首位に立った。
昨年は優勝を射程圏内に捉えながらも、最終戦で鼻差敗れて5位に後退。涙をのんだユタカが、リベンジに向け大きな1勝を手にした。「馬の調子は良かったけど、(第1戦で勝てるとは)全く思ってなかったからね」。6番人気の相棒を早め先頭から押し切らせる、会心の勝利に笑顔を見せた。
「日曜はいい馬に乗っているから。3戦目で決着をつけないと」。前半戦をトップで折り返し、早くも“優勝宣言”が飛び出した。JRA通算4000勝まで10勝とした“JRAの顔”。92年WSJS以来、26年ぶりの総合優勝へ視界は良好だ。
なお、JRA選抜VS世界選抜(外国人&地方)の団体対抗戦は、143ポイントを獲得した前者が57ポイント差で大きくリードした。