アレスバローズをサマースプリントシリーズで逆転する可能性があるのはラブカンプーのみ
9日に阪神競馬場で行われるセントウルS(GII・芝1200m)はサマースプリントシリーズの最終戦。現在トップを走っているのは第2戦・CBC賞(GIII・芝1200m)と第4戦・北九州記念(GIII・芝1200m)を制したアレスバローズで20ポイント。
このシリーズのチャンピオンの座を手に入れるには「1勝以上、13ポイント以上」が必要。アレスバローズが勝った以外の対象レース、第1戦・函館スプリントS(GIII・芝1200m)を制したセイウンコウセイ、第3戦・アイビスSD(GIII・芝1000m)を制したダイメイプリンセス、第5戦・キーンランドC(GIII・芝1200m)を制したナックビーナスはセントウルSに登録がないため、「セントウルSを勝利して12ポイントを獲得できれば20ポイント以上になる」馬のみ、アレスバローズを上回り(もしくは同率で)、シリーズ王者となれる可能性を残している。
この条件に当てはまるセントウルS登録馬は、アイビスSDで2着、北九州記念で3着で現在9ポイントのラブカンプー(牝3、栗東・森田直行厩舎)のみ。同馬が勝って計21ポイントとなれば逆転で単独シリーズ王者、それ以外の結末であればこのままアレスバローズが夏の短距離王となる。