現地時間18日、伊・サンシーロ競馬場で行われたミラノ大賞典(伊G1・2400m)は、C.スミヨン騎手騎乗の1番人気シャムダラ Shamdala(牝4、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)が、道中は3番手追走から直線で先頭に立つと、内で粘った3番人気グルームテッセ Groom Tesseに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分28秒70(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には2番人気ヴォルドニュイ Vol De Nuitが入った。
勝ったシャムダラは、父Grand Lodge、母は96年マルレ賞(仏G2)を制したShamadara(その父Kahyasi)という血統の愛国産馬。伯父にキングジョージVI&クイーンエリザベスDS、英・愛ダービー(すべてG1)を制したシャーガー Shergarがいる。05年5月にデビューし、2戦目で初勝利。G1初挑戦となったヨークシャーオークス(英G1)は6着に敗れたが、続くリュテス賞(仏G3)で重賞初制覇。前走のヴィジェ賞(仏G2)で重賞3勝目を挙げている。G1ではロイヤルオーク賞(仏G1)3着、香港ヴァーズ(香G1)4着など、勝ち切れないレースが続いていた。通算成績11戦6勝(重賞4勝)。